様々なモノの値上げラッシュのなかで、毎日使うトイレットペーパーのコスパが気になっていませんか。そんな方に手に取っていただきたいのが、5倍巻きのトイレットペーパーです。
この記事では、5倍巻きのトイレットペーパーのコスパの良さや一般的なトイレットペーパーとの違いなどについてお伝えします。満足度の高いトイレットペーパーを使いたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
トイレットペーパーの5倍巻きとは?
ここからは、一般的なトイレットペーパーとの比較や、5倍巻きのトイレットペーパーの魅力について解説します。
通常のトイレットペーパーとの違い
一般的なトイレットペーパーと5倍巻きのトイレットペーパーは、主に2つの違いがあります。
まずは長さの違いです。一般的なトイレットペーパーの長さは1ロール50mほどですが、5倍巻きのトイレットペーパーは250mあります。
長さが5倍と聞くと、かなり大きなトイレットペーパーを想像しがちです。実際は一般的なトイレットペーパーの隣に並べても、5倍巻きのトイレットペーパーの方が、やや大きいかなと感じる程度です。
この大きさの秘密は巻き方にあります。通常より圧力をかけてキュッと巻くことでコンパクトなサイズが実現しているのです。ただ、ふんわり感を重視する方には少し物足りないかもしれません。
次に、芯があるか無いかです。一般的なトイレットペーパーは芯があるものが多いですが、5倍巻きには芯がありません。芯を捨てる手間がなく、ゴミが出ないので環境にも優しいのです。「芯がない」というと、細い穴になっているイメージを持たれる方が多いですが、芯があるのと同じような大きな穴になっているものが現在では主流になっています。
5倍巻きトイレットペーパーの魅力
5倍巻きのトイレットペーパーの魅力も主に2つあります。
まずは使っても使ってもなかなか減らないと感じるほど超ロングなことです。交換回数や購入回数が少なくなるので家事のひと手間が減りますよ。
次に、一般的なトイレットペーパーと比べて5倍の長さがあるのに、ほとんど同じサイズなことです。とてもコンパクトなのでトイレの収納や納戸、オフィスの倉庫など、ストックの保管場所が今までの1/5程度と大幅に省スペースになります。
収納の少ないオフィスや1人暮らしの方、モノを厳選したいミニマリストさんにもおすすめです。5倍巻きのトイレットペーパーはサイズが小さい分、梱包や輸送のコストを減らせるので、環境負荷が低いアイテムでもあります。
また、普段使いのストックの他、災害用の備蓄品にもピッタリです。いざというときのために防災リュックに1つ入れておくと安心です。
トイレットペーパー5倍巻きのコスパはどれくらい?
日本人の平均的なトイレットペーパーの使用量と交換回数を把握しておくと、トイレットペーパーのストック量を考える際に便利です。
さらに、トイレットペーパー5倍巻きのコスパについてや、トイレットペーパーのコスパを一番よくする方法を考えていきましょう。
日本人男女の平均的なトイレットペーパーの使用量と交換回数
一般社団法人 日本トイレ協会の調査では、男性2人と女性2人の4人家族が1か月で消費するトイレットペーパーは、約16.8ロールとの結果が出ました。
また、⽇本家庭紙⼯業会によると、1人が使用するトイレットペーパーは1週間で1ロールほど、4人家族なら1ヶ月で16ロールほどとされています。
(いずれもシングルタイプを使用)
もちろん使用量には個人差があり、性別やライフスタイルによっても異なります。経済産業省は約1ヶ月分のトイレットペーパーの備蓄を推奨していますので、1人が1ヶ月に使うトイレットペーパーは約4ロールと覚えておくと、ストックする際に分かりやすいですね。
最強コスパのトイレットペーパー5倍巻き
5倍巻きのトイレットペーパーは、一般的なトイレットペーパーに比べて長いので、価格も高そうに思われます。実際はどれくらいでしょうか。トイレットペーパーのコスパを考える際は、メートル単位の価格で考えるとわかりやすいです。
5倍巻きのトイレットペーパー(32ロール入り)の価格は、1mあたり約0.57円です。上記のように1人のトイレットペーパーの使用量は、1週間で1ロール・50mなので約28.5円、1ヶ月で約114円、4人家族なら1ヵ月で約456円となります。数字にしてみると意外と高くないと感じませんか。
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トイレットペーパーのコスパを一番よくする方法
それではトイレットペーパーのコスパを、もっと良くする方法はないのでしょうか。
まずは、一般的なトイレットペーパーから、コスパの良い5倍巻きのトイレットペーパーに変えることです。特に大容量パックでまとめ買いをすると、割安になるのでおすすめです。
この他にも、
- 適切な量を使う(巻き取りすぎない)
- ダブルからシングルに変える
などの方法が考えられます。
特にダブルからシングルへの変更は、上手くいけばとても効果的です。同じブランドのトイレットペーパーなら、ダブルはシングルの約半分の長さで価格は同一なことが多いです。仮に同じ長さを使用するなら、シングルに変更するだけで約半分の価格になります。
一般的なトイレットペーパーとのコスパ比較
5倍巻きのトイレットペーパーのコスパの良さがご理解いただけたと思います。
ここからは一般的なトイレットペーパーのなかでも人気のある商品3つと、5倍巻きのトイレットペーパーのどちらがよりコスパが良いか、シングルとダブルの両方を比較してみましょう。
シングル50mと5倍巻き250m
いずれも1mあたりの単価です。
商品A | 0.89円 |
商品B | 0.81円 |
商品C | 0.83円 |
商品D(2倍巻き) | 0.75円 |
5倍巻き | 0.57円 |
一般的なトイレットペーパーが約0.81円~約0.89円に対して、2倍巻きだと0.75円と少し安くなりますね。驚きなのは5倍巻きで約0.57円です。シングルでは5倍巻きの方がコスパが良い結果になりました。
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ダブル25mと5倍巻き125m
こちらも1m当たりの単価です。
商品A | 1.64円 |
商品B | 1.61円 |
商品C | 1.53円 |
商品D(2倍巻き) | 1.50円 |
5倍巻き | 1.25円 |
一般的なトイレットペーパーが約1.53円~約1.64円に対して、2倍巻きは1.50円、5倍巻きは約1.25円です。ダブルのトイレットペーパーも5倍巻きが圧倒的にコスパが良いとの結果になりました。
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5倍巻きのデメリット
5倍巻きトイレットペーパーにデメリットはないのでしょうか。そんなことはありません。5倍巻きにもデメリットがちゃんとあります。
ぺらっとした感じになる
トイレットペーパーを長巻きにするためには、紙を強い圧力で巻き取ることが必要になります。トイレットペーパーはふんわり感を出すためにゆるく巻いているのですが、長巻きはその圧力で押し付けられるようになるため、紙自体がぺらっとした感じになります。巻く長さが長いほどこのぺらっと感は強くなるため、5倍巻きは一般的な長さとはかなり感触が違いがあると考えてよいでしょう。
コスパだけを純粋に追求するなら気にする必要はありませんが、ふんわり感を大事にしたい方には、物足りなく感じる可能性があります。
入手しにくい
倍巻きなどは店頭でも一般的に販売されるようになってきていますが、トイレットペーパー1ロールの長さに違いがあることは、まだまだ認知されていません。そのため、5倍巻きをスーパーやドラッグストアで見つけることは難しいでしょう。
一般的な長さの1ロールも5倍巻きの1ロールも外見は似ているので、お店で安さをアピールしにくい点も、お店で5倍巻きが販売されにくい理由になっています。
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まとめ:5倍巻きのトイレットペーパーはコスパが良い!
これまでお伝えしてきたように、5倍巻きのトイレットペーパーはコスパが良いだけでなく、交換や購入の手間が少なく、保管の際も省スペースであることが分かりました。
メリットの多い5倍巻きのトイレットペーパーは、ご自宅やオフィスにピッタリです。次にトイレットペーパーを購入する際は、ぜひ5倍巻きを試してみてくださいね。
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