無漂白トイレットペーパーのおすすめはこれ!メリットとデメリットもご紹介

無漂白トイレットペーパーのおすすめはこれ!メリットとデメリットもご紹介

 

トイレットペーパーには漂白したものと無漂白のものがあります。
無漂白のトイレットペーパーは真っ白ではなく、ブラウンのような色がついていますが、余分な薬品を使っていないためお肌にも環境にも優しい点が魅力です。
今回の記事では、無漂白トイレットペーパーのおすすめ製品や、無漂白トイレットペーパーのメリット・デメリットについて解説します。

  

おすすめの無漂白のトイレットペーパー

おすすめの無漂白トイレットペーパーをご紹介します。
いずれも優しいブラウンカラーで、お肌に優しい点が魅力です。

 

ピュアブラウン

無漂白の未晒し原料を配合したトイレットペーパーです。
紙パックなどの資源を再利用し、医薬品を使わずに仕上げたナチュラルな色からは、木のぬくもりがそのまま伝わってくるかのようです。
香料を使っていないため、過敏症の方にも安心です。
赤ちゃんのお尻を拭く時に、他のトイレットペーパーだとかぶれてしまうのに、ピュアブラウンだと症状が出ないという声も聞かれており、お肌に優しいと評判です。

 

サンリオキャラクターズナチュラル

かわいいサンリオキャラクターが2種類アソートでプリントされた無漂白のトイレットペーパーです。
エンボス加工が施されているため、お肌にも優しい点が魅力です。
パッケージにサンリオキャラクターの絵がほどこされており、そのままお部屋に置いても絵になります。
原材料に無漂白の飲料容器などを配合した、優しいブラウンカラーがインテリアにもしっくりなじみます。
お子様が喜んで使うため、トイレトレーニングにも役立ちます。

 

 

無漂白のトイレットペーパーのメリット

無漂白のトイレットペーパーは余分な薬品を使っていないため、環境やお肌に優しいというメリットがあります。
以下に詳しくご紹介していきましょう。

 

環境に優しい

紙を漂白するためには漂白剤が必要です。漂白剤の原料は塩素を始めとした化学薬品で、工業排水として排出されることで環境汚染を引き起こす危険性があります。
また、漂白の過程でダイオキシンが発生します。ダイオキシンは生物の生殖や発育に悪影響を及ぼしたり、がんの影響になったりする毒性の強い物質です。
無漂白のトイレットペーパーを選ぶことで、環境や生態系への負荷を減らせます。

 

肌に優しい

無漂白のトイレットペーパーは肌にも優しいです。
先ほど触れたとおり、漂白されたトイレットペーパーには化学薬品が含まれています。
トイレットペーパーは体の中でも特に皮膚の薄い部分に使うため、ペーパーに含まれる薬品がかゆみやかぶれの原因になってしまうことも考えられます。
無漂白のトイレットペーパーは余分な化学物質を使っていないため、肌に優しいのです。
また、無漂白のトイレットペーパーは漂白したものより肌触りが良い傾向にあります。
漂白処理をしていないため繊維の損傷が少なく、柔らかさが保たれやすいためです。
残留している薬品が少なく、優しい手触りの無漂白トイレットペーパーは、赤ちゃんやお肌がデリケートな方でも安心して使えます。

 

  

無漂白のトイレットペーパーのデメリット

無漂白のトイレットペーパーはブラウンカラーで汚れが目立ちにくいこと、比較的高価で入手しにくい点がデメリットです。
以下に詳しくご紹介しましょう。

 

拭いた汚れが見えにくい

無漂白のトイレットペーパーはブラウンやグレーの色が付いているため、拭いた汚れが見えにくいというデメリットがあります。
そのため、きれいに拭けなかったり、出血などの体の異常を見落としてしまったりすることも考えられます。

 

価格が比較的高く、入手しにくい

無漂白のトイレットペーパーは一般的なものと比較して価格が高い傾向にあります。
また、スーパーやドラッグストアでの取り扱いが少ないため、オンラインショップなどで購入しなければならないこともあります。
しかし、オンラインショップでまとめ買いをすれば、お得に買える場合があります。
お店で買うとかさばって運ぶのが大変なトイレットペーパーを配達してもらえるのもオンラインのメリットです。

 

 

無漂白トイレットペーパーにブラウンカラーが多いのはなぜ?

無漂白のトイレットペーパーはブラウンカラーが多く見られます。実は、これが「本来のパルプの色」なのです。
トイレットペーパーの材料であるパルプは、材料である木材と同じブラウンカラーです。
一般的なトイレットペーパーは、ブラウンの紙を漂白して真っ白にしているのです。
このようにトイレットペーパーを漂白するのは、人が清潔感のある白い紙を好むことと、ふき取った汚れがわかりやすいからだと考えられます。
海外では、使い捨てであるトイレットペーパーは無漂白であることもあります。

   

 

まとめ

無漂白のトイレットペーパーに関して、おすすめの商品やメリット・デメリットをご紹介しました。
トイレットペーパーというと白というイメージがありますが、これは漂白剤で白くしているからです。
海外では使い捨てになるトイレットペーパーは無漂白が当たり前、ブラウンカラーであるのが当たり前なのです。
無漂白トイレットペーパーのナチュラルなブラウンはエコの色。環境にもお肌にも優しい、自然な素材であることの証です。
今回の記事をお読みになって、無漂白のトイレットペーパーに興味を持った方は、「ピュアブラウン」や「サンリオキャラクターズナチュラル」をお試しになってはいかがでしょうか。

 


湯浅紙店 監修

湯浅紙店を運営する株式会社ユアサのスタッフが監修しています。ユアサは創業大正14年。トイレットペーパーやティッシュペーパー、ポリ袋などの日用消耗品の卸売、販売の老舗企業です。特に、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの家庭紙製品については、日本国内の多数の製造工場の見学や、工場責任者との意見交換により、製品製造に関する知見を深めています。また、アンケートや訪問により特に企業の消耗品利用ニーズにも精通しています。

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