もしあなたが、オリジナルデザインのノベルティを何にするか検討しているなら、オリジナルトイレットペーパーがオススメできます。あまり知られていませんが、オリジナルトイレットペーパーはメリットが多く、販促効果の高いノベルティになります。この記事を参考にぜひ検討してみてください。
オリジナルトイレットペーパーの種類
オリジナルのデザインを入れたトイレットペーパーには大きく3つの種類があります。
①個包装の包装紙にオリジナルデザインを入れる
トイレットペーパー1ロールを紙で包装し、この包装紙にオリジナルデザインを入れるものです。トイレットペーパーという大きくて立体的なものにオリジナルのデザインを入れられるため、人の印象に残りやすいノベルティとなります。普段トイレットペーパーはフィルムでパック包装されているものを見ることがほとんどですが、ノベルティに関しては紙で個包装されているのが基本です。
オリジナルのトイレットペーパーとして最も人気があるのが、この包装紙にオリジナルのデザインを入れるというものです。包装紙のみにオリジナルのデザインとなるため、包装紙をとってしまえば、一般的な白色のトイレットペーパーとなります。
②トイレットペーパーの紙自体にオリジナルデザインを入れる
トイレットペーパーの紙そのものにオリジナルの印刷を入れます。トイレットペーパーを巻きながら大きなハンコを何度も押していくように製造されるために、あるパターンのデザインがトイレットペーパーに何度も繰り返し出てくるイメージとなります。
包装紙で包装された状態ではオリジナルかどうかわからないため、ディスプレイなどで包装紙をとって活用したい場合や、実際にトイレで使ってもらうときにメッセージを伝えたい場合におすすめです。
③包装紙とトイレットペーパーの紙自体の両方にオリジナルデザインを入れる
上記の①と②の両方をかけ合わせたもので、包装紙とトイレットペーパーの紙の両方にオリジナルのデザインを入れます。包装紙を巻いた状態でもノベルティとして活躍できるだけでなく、包装紙を取った後もトイレットペーパーにオリジナルデザインがあるというサプライズを提供できます。
包装紙とトイレットペーパーの両方にオリジナルデザインの印刷が必要になるため、①や②に比べてコストが高くなります。
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ノベルティとしてオリジナルトイレットペーパーが使われている例
ノベルティとしてオリジナルトイレットペーパーが使われている例を見ていきましょう。
<オリジナルトイレットペーパーが使われる例>
・企業や行政機関の広告、宣伝
・展示会やイベント等の広報
・商業施設やイベントにおける景品
・小売店やイベント出店での来店者ノベルティ
・周年記念、創立記念品
・各種取り組みや活動の啓蒙
ノベルティとしての活用の幅は広いですね。
特にノベルティを参加者に渡したいようなシチュエーションでは、トイレットペーパーのノベルティが好まれる傾向があります。その理由としては
・渡した感、もらった感がある
・好き嫌いがなく実用的なものなので捨てられずに使ってもらえる
・使われるまで見えるところに保管される可能性が高く、ノベルティのメッセージ効果が持続する
のようなものがあります。
こうやって改めて整理すると、ノベルティとしてはかなり優秀だと気付かされます。
トイレットペーパーのノベルティ製作でできること
では、ノベルティといってもどこまでの自由度でデザインができるものなのか見ていきましょう。
文字入れ・名入れ
企業名、イベント名、個人名やロゴなどを自由に入れることが可能です。固有の名前を入れることで、ノベルティを渡す相手に名前を覚えてもらいやすくすることができます。
デザイン
基本的にはデザインを自由に決めることができます。ノベルティで伝えたい世界観やメッセージが伝わるデザインを考えましょう。
包装紙にデザインを印刷する場合は、トイレットペーパーの側面にあたる部分はデザインされたものがきれいに表示されますが、天面、底面は芯の穴に紙の端を入れ込むためにくしゃくしゃとなります。天面、底面には細かなデザインやメッセージの印刷は避けたデザインを考える必要があります。
イラストレーターのデザインデータの準備が必要
オリジナルデザインのトイレットペーパーを制作する場合、イラストレーターでのデザインデータを準備することを前提になっているサービスがほとんどです。一部のサービスでは他のデザインデータの提供方法も受け付けているところがありますが、イラストレーターでデザインデータを準備することを前提にしておくと良いでしょう。
イラストレーターを使うことが難しい場合は、デザイナーの方にデザイン制作を依頼するのが無難です。最近はクラウドソーシングなどで安価にデザインを依頼する方法がありますので、検討してみてください。
ノベルティのトイレットペーパーの例
ノベルティのトイレットペーパーが活用された具体的な事例をご紹介します。
記念品・景品
イベントなどの記念品としてトイレットペーパーを渡すことで、そのイベントの世界観やメッセージを持って帰ってもらうことができ、イベント終了後に参加者にイベントをリマインドし、イベントの印象を強く残すことができます。
また、記念品として渡した感が高く喜ばれるため、抽選やゲームの景品としても有用でしょう。
贈答品
ご挨拶の手土産やお年賀に使うことで、喜ばれる贈答品とすることが可能です。長い紙のトイレットペーパーを送ることで、「長いお付き合いを」とのメッセージを伝えることもできます。熨斗紙のデザインに社名を入れるようにすれば、さまざまなシチュエーションで使えるでしょう。
啓発用
トイレットペーパーの紙に印刷をすれば、トイレの個室内でも注目して見てもらえる可能性が高いです。環境保護の意識向上やトイレにおけるマナー徹底をメッセージとして書くことで、利用者に期待する行動を促すことができます。
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ノベルティのトイレットペーパー商品のメリット
トイレットペーパーはノベルティとしては超優秀です。
必ず使うものだから、渡す相手を選ばない
トイレットペーパーは誰でも毎日使うため、実用性が高いです。このため、どんな人でも喜んで受け取ってもらえるというのが最大のメリットです。トイレットペーパーはかさばるのでたくさんもらえば持ち運びがたいへんで嫌がられることもありますが、ノベルティのトイレットペーパーは基本的に1ロールで渡されることがほとんどのため、「外さない」ノベルティと考えて良いでしょう。
興味を持つきっかけになる
オリジナルデザインのトイレットペーパーがならんでいると、それだけで視覚的なインパクトがあります。また、ノベルティは「もらえる」ことが多いため、「あれはどうやったらもらえるのかな」という気持ちを見る人に想起させます。結果、オリジナルのデザインにも興味を持ってもらうことができ、渡す側が伝えたいメッセージについて、興味を持ってもらうきっかけにすることができます。
効果が持続する
ノベルティはものによってはすぐに捨てられてしまうことも珍しくありません。また、家まで持って帰ってもらったとしても、引き出しに入ったまま忘れ去られてしまうこともあるでしょう。
その点、トイレットペーパーはほぼ確実に家まで持って帰ってもらうことができます。しかも、トイレにそのままポンと置かれて、使用中のトイレットペーパーがなくなるのを待つことがほとんどです。つまり、使用開始されるまで、トイレの中でずっとそのデザインを見てもらうことができるのです。
もちろん、トイレの中の棚の中にしまわれてしまうことも多いですが、家に持ち帰った後も人の目につく場所にしばらくおいてもらえるという点で、効果が長持ちするノベルティと言えるでしょう。
トイレットペーパーのプリントのインクは害はあるの?
トイレットペーパーの紙自体に印刷をした場合に、「インクに害はないのですか?」という質問を受けたことがあります。
結論から言うと、トイレットペーパーのインクに害はありません。また、インクが肌に付着するようなこともありません。使用にあたって特に注意することはなく、他のトイレットペーパーと同様に使ってもらって問題ありません。
まとめ
オリジナルデザインのトイレットペーパーは、誰にでも喜んでもらえて、効果が持続する販促物となり、ノベルティとして有用性が高いことがわかりました。
このため、記念品や贈答品など幅広く使われています。
オリジナルデザインは包装紙、トイレットペーパーの2種類があるので、どのように販促したいのか、という観点でデザインをする場所を決めると良いでしょう。
ノベルティとしては超優秀なので、ノベルティを何にするかお悩みの方はぜひ一度トイレットペーパーを活用できないか検討してみてください。