トイレットペーパーのメートル単価とは?メートル単価の求め方や平均価格を知りたい

トイレットペーパーのメートル単価とは?メートル単価の求め方や平均価格を知りたい

 


毎日使うトイレットペーパーはできるだけ安く買いたいと思いませんか?

でも、お店にはシングルやダブル、長さ違い、香りや模様入りなど様々な商品があって、価格を見てもどれがお得か分かりにくいですよね。

この記事では、本当にお得なトイレットペーパーが分かるメートル単価についてと、その計算方法や平均価格などをお伝えします。よりお得なトイレットペーパーを探している方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

トイレットペーパーのメートル単価とは?

ここではトイレットペーパーのメートル単価とは何か、また、計算方法について解説します。

 

トイレットペーパーのメートル単価とは

トイレットペーパーのメートル単価とは、1メートルあたりの価格のことです。一般的にパック単位で購入することが多いトイレットペーパーは、商品によって入っているロールの数や1ロールの長さが異なることがあります。

パックの価格だけでは、どれを選べば良いか判断が難しいのです。そこで、メートル単価で比べれば、本当にお得な商品か簡単に分かるようになります。

 

シングルロールとダブルロールのメートル単価の違い

トイレットペーパーには、主に1枚紙のシングルと2枚重ねのダブルの2つがあります。
シングルはダブルの約2倍の長さがありますが、同じブランドの姉妹品でシングルとダブルがある場合は、価格は同じことがほとんどです。

そのため、メートル単価を比べると、シングルがダブルの半分となります。

 

トイレットペーパーのメートル単価の計算方法

それでは具体的にメートル単価の計算をしてみましょう。
まず、以下の3つを確認してください。

 ・ 1パックの価格
 ・ 1パックに入っているロールの数
 ・ 1ロールの長さ

この3つを下の式に入れて計算すれば、簡単にメートル単価を計算できます。

メートル単価 =価格 ÷ ロール数  ÷ ロールの長さ

例)
1パック580円、12ロール入りで1ロール50mのメートル単価は以下になります。
580円 ÷ 12個 ÷ 50m =約 0.9666…

となり、この商品のメートル単価は約0.97円です。

 

 

トイレットペーパーのメートル単価とタイプ別の比較

トイレットペーパーのメートル単価の計算方法が分かりました。ここからはタイプ別に人気商品のメートル単価を比較していきましょう。

 

シングルロールとダブルロールのメートル単価比較

 

シングル 

 商品 1パック 1mあたり
 商品A 619円 0.94円
 商品B 538円 0.90円
 商品C 561円 0.94円
 商品D 814円 0.68円
 商品E 1129円 0.94円

 

ダブル 

 商品 1パック 1mあたり
 商品A 619円 1.72円
 商品B 538円 1.79円
 商品C  561円 1.87円
 商品D  814円 1.36円
 商品E  1129円 1.88円

商品A~Eは、シングルとダブルでそれぞれ同じブランドの姉妹品です。

このようにシングルとダブルでは、シングルのほうがメートル単価が約半分になっていることが確認できます。これは先ほども触れたように、シングルがダブルの倍の長さがあるからです。

 

長巻き(5倍巻き)と通常ロールのコストパフォーマンス比較

 

タイプ 商品 メートル単価
5倍巻き コンパクトロール 0.59円
超ロング5倍巻きパルプ 0.72円
超ロング5倍巻き再生紙 0.57円
通常ロール 商品A 0.94円
商品B 0.90円
商品C 0.94円

※全てシングル

 

当店で人気の5倍巻き3商品と、上記で比較したトイレットペーパーのなかで、長さが50m前後の通常ロール3商品を比較してみました。

5倍巻きと通常ロールでは、5倍巻きの方がメートル単価は安くなります。ただし、通常ロールの5倍の長さがあるので、1パックの価格は、5倍巻きロールの方が価格が高いことが多いです。

5倍巻きはぎゅっと紙を巻いているもので、紙の量が1/5になっているわけではありません。なので、価格が1/5になるわけではないんですね。実際、5倍巻きを手に取ってみると、通常ロールと比べてずっしり重いことがわかります。紙がたくさん詰まっている証拠ですね。

 

 

トイレットペーパーを購入する時のポイント

 ロールのタイプ別のメートル単価が分かったところで、ここからはトイレットペーパーを購入する際に、押さえておきたいポイントを3つ紹介します。

 

価格だけでなくメートル単価も確認しましょう

トイレットペーパーを購入する際は、1パック当たりの価格が安いものを選びがちです。

実はお店やチラシだと、通常ロールが特価品として販促されていることが多いのです。通常ロールは12~18個入りで「たくさん入っているのに安い」というのが来店者の方に伝わりやすいからですね。

しかし、価格が安くても、巻いている紙の長さが短かいと、逆に割高になることもあるのです。

より割安なトイレットペーパーを探している場合は、少し手間にはなりますが、メートル単価で比較するのがいいでしょう。

 

長巻きのコストパフォーマンスがいい

トイレットペーパーは長巻きになる(巻いている紙の長さが長い)ほどメートル単価が低くなります。最近では、長巻きのトイレットペーパーが増えてきていますが、長巻きとひとことで行っても長さが商品によって異なります。1ロールあたりの紙の長さは、商品のパッケージに必ず記載されているので確認しましょう。先ほどご紹介した5倍巻きは特にコストパフォーマンスが良いのでおすすめです。

 

長巻きは保管場所をとらない

また、5倍巻きは通常ロールと「ロール自体のサイズはほとんど同じ」なため、収納場所が限られている場合でも安心です。なんぜ通常ロールと比べると1/5のスペースで住むため、トイレや倉庫にトイレットペーパーがあふれてしまう事態も防ぐことができます。

交換回数を減らして時間短縮

5倍巻きロールは超長巻きなので、トイレットペーパーの交換の手間も約1/5程度と少なくなり、もちろん購入の手間も減ります。

忙しい方や家族が多い方、オフィス用のトイレットペーパーとしてもおすすめです。

 

 

トイレットペーパーのメートル単価の平均価格を紹介

ここからは上記で紹介したトイレットペーパーについて、ロールのタイプごとに平均価格を見ていきましょう。

 

シングルの平均単価

シングルロールのメートル単価は、0.68円~0.94円、平均は0.88円となりました。オフィスでの使用や、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。


ダブルの平均単価

ダブルロールのメートル単価は、1.36円~1.88円、平均は1.72円となりました。ダブルロールはシングルロールに比べて平均単価は高くなりますが、柔らかいので肌が弱い方や、使用感を重視する方にはおすすめです。

 

湯浅紙店おすすめの5倍巻きロールの平均単価

最後に当店おすすめの5倍巻きのメートル単価は、0.57円~0.72円、平均は0.63円となりました。
上記のシングルロールやダブルロールに比べて、メートル単価は低いのが分かります。

よりお得なトイレットペーパーを探している方は、5倍巻きがおすすめです。



まとめ

ここまでトイレットペーパーのメートル単価についてや、計算方法、平均価格を解説してきました。よりお得なトイレットペーパーを購入するには、商品ごとのメートル単価を比較するのが一番簡単です。

特に5倍巻きのトイレットペーパーをまとめ買いすれば、コストパフォーマンスが良くて交換の頻度も少なく、しかも保管場所をとらないなどメリットがたくさんあります。5倍巻きのトイレットペーパーに興味を持たれた方は、ぜひ一度お試しください。




湯浅紙店 監修

湯浅紙店を運営する株式会社ユアサのスタッフが監修しています。ユアサは創業大正14年。トイレットペーパーやティッシュペーパー、ポリ袋などの日用消耗品の卸売、販売の老舗企業です。特に、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの家庭紙製品については、日本国内の多数の製造工場の見学や、工場責任者との意見交換により、製品製造に関する知見を深めています。また、アンケートや訪問により特に企業の消耗品利用ニーズにも精通しています。

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