ペーパータオルのニーズが増大
ペーパータオルは、コロナ禍で世間の使用量が激増しました。
ジェットタオルが使われなくなって、トイレや手洗い後の手拭きとして拡がったのですね。
ただそれ以外にも、アルコールスプレーをペーパータオルに吹きかけてテーブルなどの消毒を行うニーズが出てきました。
新型コロナが5類に移行して使用量は少し減っているようですが、手軽に拭ける紙は便利なので、これからも社会インフラとなっていくでしょう。
ペーパータオルの種類
①紙質(かたさ)
ペーパータオルには、商品によって紙質が異なり、ふわふわした「やわらかタイプ」とパリパリした「かため」タイプがあります。
コロナ禍前は肌ざわりが心地よい「やわらかタイプ」の方が人気がありましたが、テーブル消毒などペーパーの丈夫さが求められるニーズが出て「かためタイプ」も広がりました。
今ではどちらも人気があり、使う人の好みが分かれるようです。
②サイズ
また、ペーパータオルはサイズが大きく3種類あります。
小判(エコノミー) 220mm×170mm
中判(レギュラー) 220mm×230mm
大判 250mm×250mm
小さいと一度に手が拭ききれずに複数枚使われる可能性が高くなりますが、ペーパーの中で使われない部分が多く、ごみかさが増える要因にもなります。
どれくらいのサイズがいいのか、一度検証してから商品を決めるのが良いでしょう。
③紙の厚さ
ペーパータオルは商品によって紙の厚さが様々です。
しかしながら、商品に紙の厚さについての表示がないため、カタログやWeb画面等では判断ができません。
商品購入にあたっては、少量購入か商品サンプルを入手して使ってみてからの方が良いでしょう。
価格が安いものを選んだ結果、紙が薄く一度に何枚も使ってしまう、というような事態を防ぐことができます。
湯浅紙店では、最近はかためでしっかり厚みがある小さめサイズの利用が増えています。
ただ、あくまで、みなさんが使われる用途や環境に合わせたものを選ぶようにしましょう。