サイズと色だけでポリ袋を決めていませんか
みなさんはポリ袋をどうやって選んでいますか
まず誰しも最初に気にするのはサイズですよね。
その次はポリ袋の色でしょうか
実はこの2つの基準で購入するポリ袋を決めている人が多いです。
が、本当に必要なポリ袋に出会うためには、次の2つの基準があると便利です。
ポリ袋を選ぶときに大事な密度と厚み
ポリ袋を選ぶときに大事な基準となるのが密度と厚みです。
①密度(ハイデン、ローデン)
ポリ袋はその密度によって、High Density(ハイデンシティ、ハイデン)とLow Density(ローデンシティ、ローデン)の2種類があります。
ハイデンはポリエチレンの密度が高いもので、丈夫ですが伸びにくくさわり心地がカサカサするのが特徴で、スーパーのレジ袋に使われているものと考えてください。
以前は穴が開くと、袋全体が裂けていましたが、最近は商品開発が進み、簡単には裂けない商品が多くなってきました。
一方、ローデンはポリエチレンの密度が低いもので、伸びやすくとがったものにフィットして穴が開きにくいです。
昔ながらのポリ袋はこのローデンで、さわり心地はヌルっとしていて、トイレットペーパーが入っている袋をイメージしていただくと良いと思います。
②厚み
実はポリ袋には厚さにかなりのバリエーションがあります。
当たり前ですが、厚みがあるほど丈夫で、値段も上がります。
ただし、各メーカーはポリ袋の強度をあげるような商品開発も進んできました。
このため、今使用しているポリ袋より少し薄いものを試しに利用して、問題なければ切り替えるといったことでコストを下げられる可能性があります。
どうやってポリ袋を選べばいいの(一般的な事業所の例)
ではどうやってポリ袋を選んでいけばいいかを、一般的な事業所を事例に考えてみましょう。
①事務スペース
業務を行う事務所スペースでは、中心となるごみは紙ごみです。
紙ごみでゴミ袋が破れることもほとんどないので、丈夫さは必要ありません。
小さめのゴミ箱が点在していると仮定すると
20L、半透明、ハイデン、厚み0.015㎜のようなスペックが良さそうです。
②食堂・休憩室
食堂・休憩室では、利用者の方が飲食をします。
また、飲み物や汁物などもゴミと一緒に捨てられることもあります。
このため、ポリ袋が破けやすく、また破けた時に掃除がたいへんになることが心配となります。
みんながゴミを捨てる比較的大きなゴミ箱が設置されていることが多いと仮定すると
45L、半透明、ローデン、厚み0.025㎜のようなスペックがおすすめです。
何を使ったらいいのか迷ったら相談を
どんなポリ袋を選んだらいいか迷ったら、お気軽に湯浅紙店までご相談ください。
サンプルの提供なども承っていますので、実物を見てご検討頂けます。