使い捨て手袋のすごい使い分け

使い捨て手袋のすごい使い分け

1. 使い捨て手袋3種類の特徴

2. コストを抑える使い分け

3. 各手袋のおすすめ商品 

 

 

使い捨て手袋3種類の特徴

清掃や調理、衣料などで幅広く用いられる使い捨て手袋には、大きくポリエチレン手袋(以下ポリ手袋)、プラスチック手袋、ニトリル手袋の3つの種類があります。まずは、それぞれの手袋の特徴を確認しましょう。

 

【ポリ手袋】

 ポリエチレン製のカサカサしたさわり心地の手袋です。一見手からスポッと抜けてしまいそうですが、手にはめてみると、皮膚からの湿気で手に吸着するようになるので簡単には外れません。ただし、伸縮性が低いため他の手袋と比べると外れやすく、強度も強くありません。使い捨て手袋の中で最も価格が安いです。

ほとんどの商品が食品衛生法に適合していますが、調理に使う場合は、事前に食品適合の商品か確認してください。

 

【プラスチック手袋】

 プラスチック製で手にぴったりと装着できる手袋です。細かな作業がやりやすいほか、作業中に取れてしまうリスクが低いです。基本的にプラスチック手袋は食品衛生法に適合していないため、調理には使用できません。粉ありと粉なしの2種類があり、粉ありだと着脱がしやすいですが、粉がコーンスターチでできていることからアレルギー反応を起こすという意見もあります。
(医療用は全て粉なしを使用することを厚生労働省が推奨しています)

 

【ニトリル手袋】

 ニトリルゴム製で手にぴったりと装着できます。素材が丈夫で、油や薬剤にも強く、食品衛生法にも適合しています。万能さが際立ちますが、価格は3種類の中で最も高くなります。

 

用途別!コストを抑える使い分け

 3種類の手袋は価格の安い順にポリ手袋<プラスチック手袋<ニトリル手袋となっています。なので、極力安くするには、用途ごとに最も安く購入できる手袋を使うようにする、ということになります。

調理

短時間での盛り付けなどあまり手袋に負荷がかからない作業であれば、ポリ手袋が向いています。長時間の作業で手袋への負荷が多い作業の場合は、ニトリル手袋になります。プラスチック手袋は食品衛生法に適合していないため使用しません。

清掃

短時間であまり手袋に負荷がかからない清掃作業であれば、ポリ手袋で十分対応できます。おむつ交換や汚物の処理など、肌への吸着性の高さが求められる場合はプラスチック手袋がいいでしょう。もし強度が求められる作業であればニトリル手袋を使います。

特殊な作業

油や薬剤など、特殊なものを使う作業では、丈夫なニトリル手袋が向いています。

 

これらのように、用途ごとに手袋を使い分けることでコスト低減が見込めることは間違いありませんが、複数種類の手袋を採用する場合は、在庫の管理が煩雑になりやすいデメリットがあるので注意が必要です。

どのような運用が良いかは、少量で試してみながら決めていくのが良いでしょう。

 

各手袋のおすすめ商品

ポリエチレン手袋:ジャパックス HDポリエチレン 手袋

プラスチック手袋:フジスーパープラスチック手袋(粉なし)

ニトリル手袋:フジスーパーニトリルグローブ

 

おすすめ商品のサンプルを見てみたい方はこちら

 

 

 

 

 

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